関東支部長 ごあいさつ

日本ゴルフ学会 関東支部長
舛本直文(東京都立大学・武蔵野大学 客員教授)

2022年度より新体制となり、この度関東支部の支部長をお引き受けすることになりました。経験不足ですがどうぞよろしくお願いいたします。幸い、支部役員の皆様の活躍に支えられていますので、一応安心しております。

またこの機に、関東支部としても情報発信も充実していこうということでウェブサイトを立ち上げることになりました。事務局と会員の皆様の双方向で、ゴルフに関するさまざまな有益な情報交換を積極的に進めて行くことができればと願っております。

特に、多分野にわたるゴルフ専門家や愛好家の皆様が集う関東支部ならではの活動が充実していくためには、貴重な情報の共有が重要となります。実技研修会や合宿研究会のご案内だけでなく、研究助成やフォーラムなどでの成果の情報共有も有益なものとなると期待されます。そのためには、会員の皆様の積極的なご支援を頂くことが必要となります。

これまで培われてこられたご自分のお宝であるノウハウなどを会員間で共有していただきながら、楽しく面白い支部活動が展開できることを期待しております。

理事長 ごあいさつ

日本ゴルフ学会 関東支部
理事長・新井健之(高千穂大学教授)

2019年度から理事長を務めさせて頂いており、2022年度からは2期目となります。指導法やトレーニング法を専門にしており、2010年からは科学研究費(22500589,25350781,16K01672,20K11425)を頂き、「物体の運動予測特性を考慮した視覚トレーニングの開発」を研究しています。ゴルフもその研究対象の一つで、パッティングやアプローチの距離感錯覚とボールへの注意配分との関係を元に、ボールの運動予測特性を研究し、新しい視覚トレーニング開発に繋げることを目標に研究を進めています。

1987年11月28日に創設された日本ゴルフ学会は、学術団体としての研究発表のみならず、実践を通した研究の場であるフィールドフォーラムや研修会も行っています。日本ゴルフ学会関東支部でも、日帰りや合宿形式での研修会を行っています。昨今のコロナ禍の状態でも、「ゴルフ場が安全に配慮して営業を行っている限り、最大限のコロナ感染症予防を行えば実施できる」との信念の元、研修会を実施してきました。

日本ゴルフ学会関東支部には、大学の研究者だけで無く、ゴルフ施設経営者、レッスンプロやアマチュア競技者など様々な立場の方が所属しています。実践を伴う研究会や研修会は、現場と研究をつなぎ、様々な研究アイディアが生まれます。

こちらのHPは、新体制の広報部からの提案で実現しました。このHPがさらなる交流の場となり、ゴルフ研究が多様化し、多分野の研究にまで影響を及ぼすことを期待しています。

副理事長・事務局長 ごあいさつ

日本ゴルフ学会関東支部
副理事長・事務局長 
北 徹朗(武蔵野美術大学教授)

近年、日本ではゴルフ人口減少とともにゴルフ場も毎年少しずつ減少しています。しかしながら、「減少している」とは言え、2022年現在、日本には2100ヶ所をも超えるゴルフ場が存在し、世界でもトップ3に入るゴルフ場数を誇っています。

例えば、日本の多くの大学では教養教育としてゴルフ授業が開講されています。概ね15回の授業を受け「ゴルフは楽しい!」との感想をもって受講を終える学生が殆どですが、継続意欲があっても、授業外で彼らゴルフ場に足を運ぶには幾つものハードルがあります。 

スキーやスノーボードと違い、ゴルフは年間を通して楽しめる上に、居住地域の近隣にゴルフ場がある環境でありながら、ゴルフは身近なスポーツとは言えない状況にあります。その要因は様々ありますが、私は「日本においてゴルフを健康的でより身近に楽しめる環境にするためにはどうあるべきか」に軸足においた研究・提言を続けています。

皆様と日本ゴルフ学会ならびに関東支部の活動を通じて、健康、環境、地域、産業、用具用品など、スイングやラウンド技術以外の面からもゴルフを考えてまいりたいと思います。

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